ピーターラビット原画展を見にいきました
※写真は原画展のものではありません
(この記事は2017年9月19日に他ブログに投稿したものを再度掲載しています)
以前(今年の夏)ですが、ピーターラビットの作者 ビアトリクス・ポターの
原画展がやっていると新聞広告でみたので、いってきました。
その以前に新宿でもピーターラビット展がやっていたので、
見に行っていたのですが、正直そちらは原画などはあまりなく、
少し残念だったので・・・・・・
八王子にある東京富士美術館というところでの展示だったのですが、
まあ遠い・・・・毎度ながら・・・・
2時間半くらいかかったかもしれません。
しかしピーターラビットの画のファンでもあり
(ストーリーはあまり良く知らない・・・・)、
日本初の原画展ということで、
これは見ておかなくてはと思いました。
どうもピーターラビットの作者ビアトリクス・ポター生誕150周年みたいですね。
それで色んなところで展示がやっているみたいです。
八王子駅からさらにバスに乗ってようやく美術館に着きました。
チケットを買って会場に入ると会場は全体的に薄暗く、
ずらっと並ぶ原画にライトがあたっている感じでした。
まずモノクロの線画がざっと数十点くらい?並んでいました。
どこか見た事のあるシーンばかりです。けっこう早い時間にきたつもりでしたが、
来場者がそれなりにいて、みんなで列になりながらゆっくり進む感じです。
こういう時って、この画もうちょっとみたいと思っても、後ろに気をつかって
そろそろすすまなきゃな~となりますね・・・・・汗
気にし過ぎかもしれません。
モノクロ線画コーナーが終わると、
いよいよカラーの原画がずらっとならんでいました。
※写真は原画展のものではありません
おお~
ピーターラビット、本物だ~
思ってたよりずっと画がちっちゃい。
こんなに小さい画なんだ~と思わず感心してしまいました。
よくこの小さなスペースにあれほど細密な画を描きこめるものです。
ルーペでのぞきながら描いたみたい。
おそらく黒のインクとポインテッドニブ(Gペンみないな先の尖ったペン)で
線を描き、水彩で塗りを着色しているのでしょうが淡く少しくすんだような
色彩でとても繊細です。(年月のせいもあるのでしょうが)
ピーターラビットの画が印刷された本やグッズなどを
たくさん見てきましたが、いままで見た画はどれも原画を少し大きめに
拡大したものだったんだなと思いました。
普通小さい画を拡大して印刷すると、
良くなくなるものだと思うのですが、原画のクオリティーの高さを感じました。
印刷物では白くとんでしまっている淡い部分の色も、
原画では肉眼で確認する事ができました。
やはり印刷する時には画をスキャンしてから少しコントラストをつけるのでしょうが、
その際に淡い部分の色はきえてしまっているんだと思います。
気に入った画を何度も見返す為に、会場内を行ったり来たり
うろうろとしてしまいました。
撮影禁止なので熱心にメモをとりながら画をみている
小さい女の子もいました。
フラッシュをたかなければ撮影しても良いのではないかなと思うのですが、
なぜ日本の美術館はだめなのでしょう??
ルーブル美術館でも撮影OKだと聞いた事があるのですが・・・。
でもしっかりと目に焼き付けてきたので、
しばらくは忘れなさそうです。
とにかく見に行ってよかったです。
ピーターラビット今度模写してみようかな。