結婚式席次表の中紙を作るときのコツ
(この記事は2017年9月25日に他ブログに投稿したものを再度掲載しています)
日本の席次表の特徴
結婚式にいくと必ず席次表がテーブルの上においてありますね。
式が始まるまでの間、着席した人達はなんとなく席次表をみている光景があります。
海外なんかでは席次表というものはなく、
式場の入り口に大きなボードがあり、式当日の席割が表記してあって、
ゲストはそのボードで自分の席位置を確認してから式場に入るそうです。
そして席には当日のプログラムが置いてあると聞いた事があります。
日本とは少し違いますね。
日本の席次表はゲストのお名前を縦に並べるのでは無く、
円卓をかこむようにしてゲストのお名前を表記する
式当日そのままのレイアウトになっている事が多いです。
ゲストのお名前を縦に並べてしまうと、当日きてくれたゲストの方々に
優劣をつけてしまう事になるからです。
少し気にしずぎではないかなと思う部分もありますが、
そういう気遣いが日本人らしさですね。
ともかく日本の席次表はそのような想いから
円卓を囲むレイアウトになっている事が多いように感じます。
席次表のフォントサイズ
さて、席次表をつくるとき、たくさんの方のお名前を見開き1ページにきれいに
ならべて配置するのはなかなか大変な作業です。
自作で席次表をつくり初めてみたものの、
結構大変でやめとけば良かったかも・・・・・と思う方も
いるのではないでしょうか??
大変に感じるのはゲストの方のお名前や、
特に肩書き名の文字数が全く違う場合が多いからです。
肩書き名が長いゲストというのは、
おもに新郎新婦の会社の上司の方の場合が多いです。
○○株式会社 マーケティング事業部 事業部長 ○○○○さま など・・・
ご親族は 新郎叔父とか新婦母などですから、だいぶ文字数が違いますね。
ですので席次表のレイアウトを決める際には、
最初に肩書き名やお名前などが一番長いゲストの
フォントサイズを先に決めてしまうと作りやすいです。
一番長いお名前のサイズ感を先に決めてから
少ない文字数ゲストのお名前は余白を多めにとってみます。
―――――――――――――――――――
○○株式会社 マーケティング事業部
事業部長 ○○○○さま
新 郎 叔 父
○ ○ ○ ○
―――――――――――――――――――
これで少しおさまりが良くなったように思います。
それでもおさまらない場合は、
長いゲストのお名前のフォントサイズをさらに下げます。
そのようにして文字のサイズを調節してバランスを整えていくと
良いかなと思います。
席次表の円卓のレイアウト
つづいて、全体の円卓のレイアウトについてです。
たくさん人が座っている席もあれば、
少人数の円卓もありますので、今度は円卓によって縦の幅が
揃わなくなってきます。
こちらも同様に、席数が一番多い円卓の縦幅を先にきめていきます。
それが決まってから席数の少ない円卓の縦幅を調整していきます。
――――――――――――――――――――――
席次太郎 席次花子 席次太郎
席次花子 席次太郎
○ ○
席次太郎 席次花子
席次花子 席次太郎 席次花子
――――――――――――――――――――――
実際にやってみると使用ソフトの機能制限によって
うまくいかなかったりもするのですが、
上記のような考え方でレイアウトしていくと
少しはうまくいくのではないかと思います。
席次表を作成する際のソフトはどれが良い??
イラストレーターなどのソフトを使えば比較的簡単に出来るのですが、
高価なので、ご自分でもっているという方は少数かもしれません。
各サイトからワードの席次表テンプレートをダウンロードして
テキストを流し込んでゆく方法もあります。
これが一番一般的かもしれないですね。
エクセルをもっている方は、エクセルで作ってみても良いかもしれません。
エクセルで席次表をつくる時のコツは、セルをできるだけ細かく設定することです。
エクセルは表を作る為のソフトなので、縦横がグリッド状になっているため
セルが大きいとレイアウトの自由度が下がってしまいます。
ですので全体のセルのサイズをできるだけ細かく設定し、
文字を配置したい部分のセルを結合していくとレイアウトの自由度があがります。
ご自分で席次表をつくる予定の人は、
よろしければ参考にしてみてください。