植物日記 | ボタニカルアート

日々の出来事や季節の植物などについて書いています

「カッパープレート書体」のペン先について

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(この記事は2017年9月11日に他ブログに投稿したものを再度掲載しています)

カリグラフィー用のペン先がどれも痛んできたので、

新しいペン先を買いに新宿 世界堂にきました。

 

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結局、この日世界堂には在庫がなかったのですが、

主にカッパープレート書体を書くのでポインテッドニブといわれる

先の尖ったペン先を購入します。 万年筆や漫画家が使うGペンの先みたいな

ペン先です。

 

普段つかっているのはウイリアム・ミッチェル社(William Mitchell Calligraphy) のジロット303(GILLOTT303)というペン先です。

 

○ウイリアム・ミッチェル社  ジロット303(GILLOTT303)

http://www.craft.bz/?pid= 56489215

 

 

青い色のペン先なので、お店にいけばすぐ分かると思うのですが、

型番がたくさんあるので(304とか404とか・・?)、 間違えないように気をつけてください。

 

カッパープレート体を独学で習得しようとしていた頃、

随分と色々なペン先を試してみましたが、最終的には

この「ジロット303(GILLOTT303)」に行き着き、

実際にその後通ったカリグラフィー教室でも、

このペン先を指定され、やはり考えることは皆同じだなと。

 

このペンを使う前、

スピードボール社の「ハント・アーチストペン101」 が書きやすいと

誰かのブログで読み試してみたところ、

ペン先が柔らかくとても書きやすいです。

 

○スピードボール社 ハント・アーチストペン101

https://item.rakuten.co.jp/ calligraphy/1c-101/?s-id=pc_ shop_recommend

 

初めの頃はこのペンが一番使いやすいと思い愛用していたのですが

いかんせん、ちょっと柔らかすぎるというか、 ササっとサインみたいな

感じで書くには非常に良いと思うのですが、

カッパープレート体の基本ラインを正確に書くには

やはり「ジロット303(GILLOTT303)」 がベストかなと

個人的には思いました。 初心者の方には101は使いやすいかもしれません。

 

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ペン軸については最初はスピードボール社のオブリークホルダーを 使っていました。

 

○スピードボール社 オブリークホルダー

https://item.rakuten.co.jp/ calligraphy/2b/

 

カッパープレート体は文字の傾斜角度を52度もしくは62度で書 くので、

上記ペン軸には最初から傾斜がついています。

 

初めは少し違和感がありますが、 慣れてくるとかけるようになります。

 

また、 ストレートのペン軸を使い紙自体を斜めにして書く方法もあります

自分はこの方法を教わったので、今はこの書き方で書いています。

 

○スピードボール社 ストレートホルダー 

https://item.rakuten.co.jp/ calligraphy/2a/

 

カランダッシュペン軸

https://store.shopping.yahoo. co.jp/kawachigazai/h003126. html?sc_e=slga_pla

 

カッパープレート体の参考書は何冊かでていますが、( ほとんど海外のもの・・)

個人的には下記リンクのザ・ユニバーサル・ ペンマンという洋書がとても参考に

なると思います。もちろん日本語の解説などないのですが、 フローリッシュの美しい

カッパープレート書体が満載ですので、 これからカッパープレート体を覚えたいと

思っている人には是非おすすめです。

 

The Universal Penman(英語) ペーパーバック

https://www.amazon.co.jp/ Universal-Penman-George- Bickham/dp/1607967553

 
世界堂にお目当てのジロット303が売っていなかったので、
近くのベローチェで一服してから帰る事にしました。
 
伊東屋に電話したら在庫があるとの事なので、
明日あたりいってこようかと思います。