植物日記 | ボタニカルアート

日々の出来事や季節の植物などについて書いています

柏の葉公園内の茶室「松柏亭」に行ってきました

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甥っ子たちと一緒に、柏の葉公園にいってきました!

この季節の公園は緑いっぱいで、とても気持ち良いです。

 

遊具でしばらく遊んだ後、公園内にある茶室「松柏亭」に寄りました。

こちらの茶室は数寄屋造りという建築様式でつくられているらしく、

まわりの緑と建物が調和して、雰囲気があります。

茶会や句会も行われているそうで、部屋のなかから、池や茶庭を眺める事ができ、

京都や鎌倉にきたような気分になります。

 

個人的に、街の景観が少し残念に感じる事が少なくない日本ですが、

まだこんな空間がある事がうれしいですね!

こんな場所がすこしづつ増えていって欲しいなあと思います。

 

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(左)今年の牡丹  (右)去年の牡丹

 

庭には牡丹の花が咲いています。やっぱり牡丹は見応えがありますね!

ボタニカルアートで描いてみたいといつも思うのですが、いまだ描けていません笑

もう少し腕があがったら、いつか描いてみたいと思います。

 

でも今年の牡丹は少し寂しい感じでした・・・

去年の方が立派な牡丹がたくさんあったかな〜

植物って去年は見事に花が咲いていても、今年はあれっということがよくあります。

年によってアタリ年とハズレ年があるみたいですね。

牡丹に関しては来年に期待します・・・^^;

 

 

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みんなで抹茶フロートをいただきました。

風情のある庭を眺めながら、とても良い時間でした。

 

このあと家に帰ってパンも食べたのでカロリーが・・・!

ゴールデンウィークはやはり太り気味ですね。

 

痩せなければ・・・・

 

北斎とジャポニズム展を見に行きました

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(この記事は2017年11月7日に他ブログに投稿したものを再度掲載しています)

 

●人が多かったです

 

上野の西洋美術館に北斎ジャポニズム展を見に行きました。

とにかく人がとても多かったです。

土曜日ということもあるのでしょうが、

チケットを買うまでに約10分弱くらいは並んだと思います。

6~70人くらいは並んでいました。

 

料金は大人ひとり1,600円でした。

お金を払って館内へ。

 

館内に入るとさらに人がたくさんです。

さすが北斎という感じですか。

 

とにかく最初の画を見るまでに人が並んでいるので、

展示スペースに入ってからもまた並ばなければなりません。

大きい画だったらいいのでしょうが、

最初の展示スペースは画が小さい為、

人の後ろからは見れず並んでしまうんでしょうね。

 

列に並びそろそろ最初の画をようやく見れるという所で、

警備員さんが「皆様並ぶ必要はございませんので、

どうぞご自由にごらんください」と一言。

 

さすがに入り口付近に人が集まりすぎたのでしょうが、

その一言で、列を離れて思い思いに見る人達と、

やっぱり順番に見たいと列に並び続ける人とに別れ

若干グダグダな感じに・・・・・。

 

結果論ですが、あれだけの来館者が来るような場合、

入口付近の展示スペースには、少し大きめの画を展示した方が

人の流れがスムーズになるかもしれないなとふと思いました。

美術館てどうしても最初の方が体力があるので、

最初の方のスペースに飾られている画を一生懸命見る傾向がありますし。

もちろん展示の順番もあるでしょうから勝手な事はいえませんが・・・・・。

 

そんなこんなでようやく画を見始められました。

この展示は、葛飾北斎の画と、北斎の画に影響を受けた

海外画家の画が同時に飾ってあります。

 

二つの画が隣同士にならべられていて、

おそらくこの画家は北斎のこの画からインスピレーションを

受けたのではないかというような感じですね。

 

まあ言われればそうかなというものから、

そっくりそのままの物まで多種多様です。

 

全部で百数十点以上の画が飾られていたと思います。

もっとかも・・・・?

なかなか見応えのある展示でした。

 

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上記写真は展示品を撮影したものではありません

 

北斎の画を見て思う事は、

ドローイングがとても上手だなという事でした。

 

デッサンとは対象を見る力を養うものですが、

ドローイングはそこからどの線を残すかを選択する作業です。

 

当時の海外の画家にはあまりこの概念がないのか分かりませんが、

とにかく写実的に描く事を追求した画や、色や描画表現にこだわって

漠然と対象をとらえる抽象画のようなものが多く見られ、

日本画家のようにシンプルに線で対象をとらえる画がありません。 

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上記写真は展示品を撮影したものではありません

 

だからこそ、北斎や他の日本画家の画をみて

その技術を取り入れようとしたらしいです。

逆に日本画家たちも同じように海外の画の表現に感心し、

自身の作品に取り入れていったようです。

 

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上記写真は展示品を撮影したものではありません

 

ロートレックなどの画はやはり日本画から強く影響を受けたように感じます。

洋と和が融合しているからロートレックの絵は魅力的にみえるんですね。

 

同じ時期に東洋と西洋の何万キロと離れた場所にいる画家達が

お互いに影響を受け、その表現を勉強し合っているのは

想像すると面白いですね。

 

とにかく北斎の画は人体にしろ、動植物にしろ

絶妙なラインで対象をとらえて表現されています。

 

これは対象を何度も観察し、

ひたすら線を引く事でしか到達できない領域ですね。

常人では途中で疲れてやめてしまう作業でしょう。

 

おそらく絵がうまくなる人とならない人の違いは、

この作業を続けられるかどうかに集約されているような気がします。

 

その違いってなんなのでしょう??

自分は凡人なので、とても北斎みたいな人のようにはできません。

すぐ疲れてやめてしまいます。

だから上手くならない・・・・・

 

しかし凡人には凡人のペースがあるので、

少しずつ積み重ねようと思えた展示でした。

 

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見終わって外に出るとすっかり日も落ちていました。
上野公園を後にして公園口改札から駅に入り、
いつもの常磐線で帰りました。

常磐線に乗った回数だけならスペシャリストのような気がします。
そしてまた人が多い!

 

上野公園でレターセットを撮影してきました

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(この記事は2017年10月9日に他ブログに投稿したものを再度掲載しています)

 

MICRO PLAST(ミクロプラスト)からレターセットが発売されました。

レターセットの詳細はこちら

 

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本格的に秋が近づいてきましたね。
街路樹の葉も色づき始めると、歩く足をふと止めてつい見入ってしまいます。
ハナミズキや山法師、ドウダンツツジ・・・はまだ早いですが、
少し寂しいような、でもとても好きな季節です。

今回「コナラ」と「ハナミズキ」のボタニカルアートが描かれた
レターセットを2種類つくったので、友達にモデルをたのんで
上野公園で撮影をしてきました。

上野駅の公園口で待ち合わせて、
上野公園の中をウロウロと・・・・
どこかいい撮影スポットはないかな~などと探していると
公園の中ほどの建物内に休憩スペースがあったので、
そこでレターセットを広げて撮影することにしました。

じゃあまずはレターセットに文字をかいてもらっていいですか、と
どこにでもありそうな100円くらいのペンを差し出すと、

「え? このペンですか??」

「ん?」

「撮影用ならもうちょっとおしゃれなペンが良くないですか??
一応もってきましたけど」

そりゃそうだ・・・・
さすが女子。

レターセットに夢中でそんなことに気づかない自分・・・・
はたしてお洒落ペンで書いてもらうことに。

 

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文字も書き終わっていざ撮影。

外光が窓からいい感じではいってきていたので

これは良さそうだなーと、さあ撮影開始・・・・!

とその時、

 

ウィーーーーーーーン

 

「んん??」

 

遮光ロールカーテンが降りてきました。

なぜ??このタイミング??

 

光が~~~~泣

 

しかしだれも聞いていません(ToT)

しょうがない、若干暗いですがそのまま撮影開始です。

 

いろんなカットを撮らせてもらいました。

感謝です。

 

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撮影が終わって公園内のパークサイドカフェに寄りました。
ハーブティーとアップルパイのセットをたのみました。
ハーブティーのポットを開けるとハーブのいい匂い~

 

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男だけだとなかなかこういうカフェには入らないのですが、
たまには良いですね。
アップルパイも美味しかったです。

 

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ともかくレターセットができました!

ご興味ある方は是非ご覧ください。

 

レターセットの詳細はこちら

結婚式席次表の中紙を作るときのコツ

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(この記事は2017年9月25日に他ブログに投稿したものを再度掲載しています)

 

日本の席次表の特徴

 

結婚式にいくと必ず席次表がテーブルの上においてありますね。

式が始まるまでの間、着席した人達はなんとなく席次表をみている光景があります。

 

海外なんかでは席次表というものはなく、

式場の入り口に大きなボードがあり、式当日の席割が表記してあって、

ゲストはそのボードで自分の席位置を確認してから式場に入るそうです。

そして席には当日のプログラムが置いてあると聞いた事があります。

日本とは少し違いますね。

 

日本の席次表はゲストのお名前を縦に並べるのでは無く、

円卓をかこむようにしてゲストのお名前を表記する

式当日そのままのレイアウトになっている事が多いです。

 

ゲストのお名前を縦に並べてしまうと、当日きてくれたゲストの方々に

優劣をつけてしまう事になるからです。

少し気にしずぎではないかなと思う部分もありますが、

そういう気遣いが日本人らしさですね。

 

ともかく日本の席次表はそのような想いから

円卓を囲むレイアウトになっている事が多いように感じます。

 

 

席次表のフォントサイズ

 

さて、席次表をつくるとき、たくさんの方のお名前を見開き1ページにきれいに

ならべて配置するのはなかなか大変な作業です。

 

自作で席次表をつくり初めてみたものの、

結構大変でやめとけば良かったかも・・・・・と思う方も

いるのではないでしょうか??

 

大変に感じるのはゲストの方のお名前や、

特に肩書き名の文字数が全く違う場合が多いからです。

 

肩書き名が長いゲストというのは、

おもに新郎新婦の会社の上司の方の場合が多いです。

 

○○株式会社 マーケティング事業部 事業部長 ○○○○さま など・・・

ご親族は 新郎叔父とか新婦母などですから、だいぶ文字数が違いますね。

 

ですので席次表のレイアウトを決める際には、

最初に肩書き名やお名前などが一番長いゲストの

フォントサイズを先に決めてしまうと作りやすいです。

 

一番長いお名前のサイズ感を先に決めてから

少ない文字数ゲストのお名前は余白を多めにとってみます。

 

―――――――――――――――――――

○○株式会社 マーケティング事業部

事業部長 ○○○○さま

新  郎  叔  父

○   ○   ○   ○

―――――――――――――――――――

 

これで少しおさまりが良くなったように思います。

 

それでもおさまらない場合は、

長いゲストのお名前のフォントサイズをさらに下げます。

そのようにして文字のサイズを調節してバランスを整えていくと

良いかなと思います。

 

 

席次表の円卓のレイアウト

 

つづいて、全体の円卓のレイアウトについてです。

たくさん人が座っている席もあれば、

少人数の円卓もありますので、今度は円卓によって縦の幅が

揃わなくなってきます。

 

こちらも同様に、席数が一番多い円卓の縦幅を先にきめていきます。

それが決まってから席数の少ない円卓の縦幅を調整していきます。

 

――――――――――――――――――――――

席次太郎   席次花子    席次太郎   

     

席次花子   席次太郎

                   

席次太郎   席次花子

 

席次花子   席次太郎    席次花子   

――――――――――――――――――――――

 

実際にやってみると使用ソフトの機能制限によって

うまくいかなかったりもするのですが、

上記のような考え方でレイアウトしていくと

少しはうまくいくのではないかと思います。

 

 

席次表を作成する際のソフトはどれが良い??

 

イラストレーターなどのソフトを使えば比較的簡単に出来るのですが、

高価なので、ご自分でもっているという方は少数かもしれません。

 

各サイトからワードの席次表テンプレートをダウンロードして

テキストを流し込んでゆく方法もあります。

これが一番一般的かもしれないですね。

 

エクセルをもっている方は、エクセルで作ってみても良いかもしれません。

エクセルで席次表をつくる時のコツは、セルをできるだけ細かく設定することです。

 

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エクセルは表を作る為のソフトなので、縦横がグリッド状になっているため

セルが大きいとレイアウトの自由度が下がってしまいます。

 

ですので全体のセルのサイズをできるだけ細かく設定し、

文字を配置したい部分のセルを結合していくとレイアウトの自由度があがります。

 

ご自分で席次表をつくる予定の人は、

よろしければ参考にしてみてください。

 

MICRO PLASTの結婚招待状の作り方

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(この記事は2017年9月23日に他ブログに投稿したものを再度掲載しています)

 

MICRO PLASTがどのようにして結婚招待状を作っているか説明していきます。
結婚招待状の台紙の文字は、
カリグラフィーという手書き文字で書かれています。

カリグラフィーといっても色々と書体があるのですが、
MICRO PLASTがいま販売している招待状の文字は、カッパープレート体という書体です。

カッパープレートとは銅板の意味で、銅板印刷がさかんだった
ひと昔まえのヨーロッパで商業文字として使う為に開発された書体だそうです。

カリグラフィーはペン先が平らな平ペンを使って書く書体が多いのですが、
このカッパープレート書体はポインテッドニブというペン先がとがっていて
二股にわかれているペン先を使います。

 

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インクをつけてそのまま書くと通常は細いラインになりますが、
筆圧を強めるとペン先の二股が開き、太い線になります。
筆圧の変化を利用して、細いラインと太いラインを描き分けています。

 

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まずインクを準備します。
普段はウィンザーニュートンのデザインガッシュを使用しています。
菊皿にデザインガッシュを適量出し、平筆を使って水で溶いておきます。

 

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次にペン軸に「ジロット303」というペン先をつけて、
水で溶いたデザインガッシュを平筆でペン先にたっぷりのせます。

 

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つづいて方眼紙にペンで文字を書いていきます。
52度あるいは62度の傾斜にそって書いていく訳ですが、
カリグラフィーにはフローリッシュという飾り部分があり、
アルファベットの基本書体と、このフローリッシュをうまく組み合わせて
文字をデザインしていきます。

カリグラフィーの良い所は、こうしてひとつひとつ文字をデザインする事で
既存フォントにはないオリジナリティーが生まれるところだと思います。

 

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包含紙に文字が出来上がりました。
これをスキャナーでPCにとりこみイラストレーターというソフトで
デジタルデータにトレースしていきます。

 

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まず、新規書類を開き、さきほどスキャンした画像ファイルを貼付けます。

 

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画像ファイルを貼付けたレイヤーの透明度を少し下げ(50%くらい)、
その上に新規レイヤーをつくり、このレイヤーに文字のデジタルデータを作成していきます。

 

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ペンツールを使い、パスを使って原画をなぞっていきます。

 

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このとき、文字の曲線が一番膨らんでいるもしくはへこんでいる部分に
パスのアンカーポイントをおいていくとラインがきれいに仕上がります。

 

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トレースが完了しました。
イラストレーターで新規書類をつくり、完成した文字とその他素材を
レイアウトして、データは完成です。

 

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このデータを印刷会社に入稿して出来上がりです。
このようにしてMICRO PLASTの招待状は作られています。

ピーターラビット原画展を見にいきました

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※写真は原画展のものではありません

(この記事は2017年9月19日に他ブログに投稿したものを再度掲載しています)

 

以前(今年の夏)ですが、ピーターラビットの作者 ビアトリクス・ポター
原画展がやっていると新聞広告でみたので、いってきました。


その以前に新宿でもピーターラビット展がやっていたので、
見に行っていたのですが、正直そちらは原画などはあまりなく、
少し残念だったので・・・・・・


八王子にある東京富士美術館というところでの展示だったのですが、
まあ遠い・・・・毎度ながら・・・・
2時間半くらいかかったかもしれません。


しかしピーターラビットの画のファンでもあり
(ストーリーはあまり良く知らない・・・・)、
日本初の原画展ということで、
これは見ておかなくてはと思いました。


どうもピーターラビットの作者ビアトリクス・ポター生誕150周年みたいですね。
それで色んなところで展示がやっているみたいです。

 

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八王子駅からさらにバスに乗ってようやく美術館に着きました。
チケットを買って会場に入ると会場は全体的に薄暗く、
ずらっと並ぶ原画にライトがあたっている感じでした。

 

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まずモノクロの線画がざっと数十点くらい?並んでいました。
どこか見た事のあるシーンばかりです。けっこう早い時間にきたつもりでしたが、
来場者がそれなりにいて、みんなで列になりながらゆっくり進む感じです。
こういう時って、この画もうちょっとみたいと思っても、後ろに気をつかって
そろそろすすまなきゃな~となりますね・・・・・汗
気にし過ぎかもしれません。


モノクロ線画コーナーが終わると、
いよいよカラーの原画がずらっとならんでいました。

 

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※写真は原画展のものではありません

 

おお~
ピーターラビット、本物だ~

 

 

思ってたよりずっと画がちっちゃい。
こんなに小さい画なんだ~と思わず感心してしまいました。

よくこの小さなスペースにあれほど細密な画を描きこめるものです。
ルーペでのぞきながら描いたみたい。

 


おそらく黒のインクとポインテッドニブ(Gペンみないな先の尖ったペン)で
線を描き、水彩で塗りを着色しているのでしょうが淡く少しくすんだような
色彩でとても繊細です。(年月のせいもあるのでしょうが)

 

 

ピーターラビットの画が印刷された本やグッズなどを
たくさん見てきましたが、いままで見た画はどれも原画を少し大きめに
拡大したものだったんだなと思いました。

普通小さい画を拡大して印刷すると、
良くなくなるものだと思うのですが、原画のクオリティーの高さを感じました。

 

 


印刷物では白くとんでしまっている淡い部分の色も、
原画では肉眼で確認する事ができました。
やはり印刷する時には画をスキャンしてから少しコントラストをつけるのでしょうが、
その際に淡い部分の色はきえてしまっているんだと思います。

 

 

気に入った画を何度も見返す為に、会場内を行ったり来たり
うろうろとしてしまいました。

 

 

撮影禁止なので熱心にメモをとりながら画をみている
小さい女の子もいました。
フラッシュをたかなければ撮影しても良いのではないかなと思うのですが、
なぜ日本の美術館はだめなのでしょう??
ルーブル美術館でも撮影OKだと聞いた事があるのですが・・・。

 

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でもしっかりと目に焼き付けてきたので、
しばらくは忘れなさそうです。


とにかく見に行ってよかったです。
ピーターラビット今度模写してみようかな。

 

ボタニカルアート・グループ展にいってきました

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(この記事は2017年9月16日に他ブログに投稿したものを再度掲載しています)

 

現在通っている銀座のボタニカルアート教室の、
横浜クラスのグループ展がやっていると聞いていたので行ってきました。


本郷台という大船駅のひとつ手前(東京側からみて)の駅でしたが、
と・・・遠い。柏在住の自分にとっては結構な距離でした。
柏駅から常磐線で上野→京浜東北線で品川→東海道線で大船→
また京浜東北線で一駅戻る形で本郷台
という感じでしたが、上野から東海道線で行けば良かったかも・・・・
yahoo路線で経路がそのように出ていたのでそうしてしまいました。

 

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まあとにかく本郷台につきました。
結構素敵な感じの駅前ですね~。ロータリーが広くて街路樹もいっぱいでした。
住むには良さそう。


栄区民文化センター2Fの「リリス」ギャラリーと
いうところでの展示でした。駅からすぐです。
知り合い誰もいないだろうから一人でゆっくり見て帰ろう~と
気楽に思っていたら、さっそく先生や銀座クラスの人がいました。

こ、こんにちは~

さんざん会って話している人達なのですが、
会う場所が変わっただけでソワソワしてしまうのは何故なのでしょう。

 

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入ってすぐに壁一面、隙間なく作品が並べられていました。
全部で100点くらいでしょうか。
会場は広すぎず狭すぎずちょうど良い感じの広さです。
壁も天井も全体的に白い部屋で植物画が良く映えています。


やっぱりギャラリーの壁は白の方が個人的には好みです。
銀座のギャラリーは紺色・・・・というかほぼ黒なので・・・

 

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奥は大きい窓になっていて、
この日は曇りでしたが晴れの日には外光もたくさん入ってきそうです。


銀座よりも規模が大きかったです。生徒さんたちの年齢層も年配の方が多いらしく、
作品の画力も上のように思いましたし、
一人一人の作品点数も銀座のグループ展より多かったです。
銀座クラスは若い人が多いので、みんな働いたりしていますしね。

 

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でもこんなにボタニカル描いてる人がいるんだ~と少し感心しました。

そして以前この横浜クラスの方が、立派なサイズの水彩紙を先生経由でくださったのですが、 その方にもお会いする事ができ、お礼をいう事ができたので良かったです。

 

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ちなみにこのボタニカルアート展は9月18日まで展示されているそうです。
もしご興味のある方がいれば、是非ご覧ください。

 

 

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